page4. GROVING BASEに潜む愉快な屋上ハーブたちー1年草編ー
GROVING BASEの屋上テラスには、植物を育てるプランターがいくつかあります。ある時は野菜を育てたり、ハーブを育てたりする、そんな場所です。GROVING BASEは比較的植物が色んな所にあるオフィスですが、一番育てることや成長することを見届けられるのが、このテラスのプランターや屋上菜園なのではないかと思っています。
普段は会員さんしか入ることが出来ない5階の屋上テラスの様子を2回に分けて紹介したいと思います。2回目の今回は生命力強めな一年草チームです。
こちらはバジルくん。
彼は一年草なので、毎年芽を出して、大きく成長し、タネを作り、冬を越す、そんなサイクルで生きている子達です。
露地栽培の場合は、5月の下旬頃から6月の頭あたりから芽を出し始めて、夏の季節にはかなり大きく育ちます。トマトとのコンパニオンプランツとしても相性が良く、夏野菜を栽培する時には一緒に育てられておすすめです。
毎年たくましく育つ彼の姿には一年草の強さを感じます。というのも、レモンバームやセントジョーンズワートのような何年にも渡って根を張り続ける植物と違って、一年草は毎年タネから根を生やして、成長し、朽ちていく植物。自らの体は一年で終わってしまうからこそ、タネを出すことで種を存続させています。
その為、「今年はちょっと調子悪いわ」といって休んだり、のんびり成長することが出来ない植物なのです。休んでしまうと、その1年で種の存続が危ぶまれるからです。もちろん、種の保存の観点から種がまかれて、2年後や3年後に発芽する子達もいます。一気に咲いて全員で全滅しないためのアイディアのようなものです。
こちらも同じく一年草の日々草。
(まだ芽吹いたばかりの日々草)
(あまりにも沢山生えるので、昨年はドライフラワーもしました)
可愛らしいお花の植物で、生命力も大変強く、冬場のプランター掃除で根っこを抜くのが意外と大変でした。基本的にはハーブではなく、鑑賞用として使用されているものです。私にとっては。GROVING BASEの会員さんと日々草を見ながら、花の名前や育て方についての話をした思い出のあるお花でもあります。
みんなのGrovingを見守る
梅雨時に差し掛かると、恵みの雨のおかげか格段に成長スピードが上がります。特に梅雨時期から夏の植物は変化のスピードも早くて、毎日観察しても飽きないぐらいです。
ノウカノタネというPodcast番組で配信されている「生長の世界」では、植物の一生を人間の成長と捉えて話が進んでいくので、話も分かりやすくて、おすすめです。普段から植物に触れている人もそうでない人も何かしらの収穫があるかと思います。
GROVING BASEには植物が大好きな人たちが沢山います。オフィスの観葉植物に毎日水をあげている代表やお花屋さんをやっているスタッフ、いつも5階のプランターで植物を見ながらお話をする会員さん。
そんな人達が多いからこそ、植物の話をきっかけに色んな話が広がることもしばしばあります。もしかしたら、私たちもこうやってGrovingしているのかもしれません。
筆者;にしはる ( GROVING BASE 受付スタッフ )
滋賀出身/アーティスト/メダカとウーパールーパー飼い
大学では舞台芸術を専攻し、その後は大学院で現代アートの研究を行う。演劇をベースとしたパフォーマンス作品をアーティストとして上演している。
普段はGROVING BASEで受付スタッフとして働きながら、ライターやECサイトの運営などWEB関連の仕事にも携わる。趣味は紅茶とハーブで、特にカピバラさんと宝塚歌劇が大好き。最近は英語とシンハラ語の学習、そしてデータ分析(Looker Studio, SQL)にも力を入れている。
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